花咲ガニは希少なので、通販で取り寄せるときは失敗がないようにハナサキガニの特徴や食べ方を解説します。
このページでわかる情報
ハナサキガニの特徴
ハナサキガニ(花咲蟹)とは、甲殻綱十脚目異尾亜目タラバガニ科で北海道、シベリア沿岸、オホーツク海、北太平洋の冷水帯に生息。
タラバガニと同様に、脚は8本で分類上はヤドカリに近い。
形はタラバガニに似るが、脚は太く短く突起が大きいのが特徴。
甲にはつやがある。甲長、甲幅とも15㎝ほどになり、タラバガニに比べやや小型。
幼がには親がにと異なり、脚に緑色の帯がある。日本でハナサキガニといえば根室。
冬が旬でかにの中でも濃厚な味とこくが特徴で身がひきしまっていながらとてもやわらか。
北海道東部、太平洋に突出する根室半島は戦前までは花咲半島の名で親しまれていました。
先端は歯舞諸島と対する納沙布岬、半島中央部の北岸に根室死がいと根室漁港、南岸に花咲港があります。
花咲とは鼻先の当て字で、岬を意味する言葉。
この半島で多くとれるからハナサキガニの名が・・・。
茹でると花が咲いたようにパッと赤くなるからという説も・・・。
ハナサキガニは、分類学的には、タラバガニ同様異尾類で、かに類との顕著な違いは、第4歩脚が甲羅の中に隠れていて、ハサミと脚で4対しかないこと。
生のかには個体差もありますが、灰色味をおびた茶褐色、または茶褐色、暗赤褐色。
全身を鋭い突起が覆い、殻が固い。
もし旅先でかにを選ぶ場合は、茹でたカニは、鮮度が悪いとオレンジ色になるので、色鮮やかなカニがいいですよ。
ハナサキガニのおいしい食べ方
ハナサキガニのおいしい食べ方は、ゆでてそのまま食べる。
三杯酢や醤油で食べるのもいいですが、そのまま食べるとハナサキガニの独特の風味を感じます。
マヨネーズであえたサラダもおいしいです。
焼きガニや天麩羅もおいしい食べ方のひとつ。
雑炊は間違いなくおいしい。
北海道にいかなくても通販でハナサキガニを購入できるので、利用すると便利ですよ。
もちろん、お歳暮でおくってもいいですよね。
ハナサキガニをお取り寄せしたとき、ハナサキガニは全身突起が覆い、殻も固いので食べづらい爪先は味噌汁に入れるといい味がでますよ。
ハナサキガニの味や値段は?
ハナサキガニの味は非常に濃厚で深い味わいです。大きさはタラバガニと同じくらい大きいですが、タラバよりも深い味わいが特徴です。また、タラバガニと比較されることも多いですが(大きさが似ているため)、タラバガニよりも少し”クセ”のある味です。ハマる人はかなり好きになり、ハマらない人はアンモニア臭さを感じてしまうこともあるようです。
もしお歳暮などで「ハナサキガニを贈ろうかな」と考えているのなら、事前にハナサキガニが好きかを確認しておくのがいいかもしれませんね。ただハナサキガニの旬は「夏」なので、その点も要注意です。
値段は1,500円~4,000円が平均です。
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