お歳暮を贈る時期は12月10日~20日、遅くとも25日までです。25日以降だと年末で忙しく、相手にとっても迷惑になってしまうので注意してください。
一般的には20日に届くように贈るのがベストと言われています。しかし、最近ではお歳暮を贈る時期も早まってきており、12月上旬や11月の下旬に贈ってしまうことも多いです。
なぜ11月のように早い時期に贈るのかというと「繁忙期」を分散させるためです。年末はクリスマスや忘年会、おせちなどがあって運送業者はいつもよりも大忙しです。なので、12月10日~20日に贈ろうと思っても運送業者が回らず、日時指定どおりに届かないということもあるわけです。
せっかくのお歳暮も時期が過ぎててしまうと相手にとって迷惑になってしまうかもしれないので、失礼にならないためにも早めに贈って繁忙期からズラそうというのが狙いです。
さらに百貨店や専門店側も早割価格を用意しているので、11月中に予約・購入したほうがお得です。特に贈る人数が多い方は家計への負担も大きくなるので、早割りを上手に利用するのがおすすめです。
また、お正月にちなんだ数の子やカニなどの食品を贈る場合は、先に先方に連絡をしておくと相手も困ることがないのでマナー違反にはなりません。連絡を入れる場合は挨拶状などがいいでしょう。食品は日持ち期間もあるし、年末の多忙な時期に「家にいない」となるとかなり困るので、事前に連絡しておきましょう。
お歳暮の時期を過ぎてしまったら
お歳暮の時期を過ぎて送る場合は、お歳暮の熨斗や表書きを「御年賀」に書き換えて贈るのがマナーです。御年賀自体は元旦~1月7日までに贈るのがマナーです。
御年賀ををすぎたら「寒中見舞」として贈ります。