お歳暮は日頃お世話になっている方へ贈るのが一般的ですが、どの相手にまで送ればいいのかって悩みますよね。
一般的にはお歳暮を贈る相手は以下のとおり。
- 実家、義実家
- 職場の上司、取引先、お客様
- 仲人
- 恩師、習い事の先生
特に実家や義実家の両親や親戚、職場の上司が多いですね。しかし、最近では「お歳暮自体を贈らない」「本当にお世話になっている方数人にしか贈らない」という方も増えてきました。
お歳暮は一度贈ると途中でやめることがマナー違反とされているため、金銭的にもなかなか贈りづらいというのがあるようです。
また、学校の先生や政治家、公務員などにはお歳暮を贈ること自体がNGだったり、最近だと会社の規約でもお歳暮のやり取りを禁止していることもあるようです。
取引先のお世話になった方にお歳暮を贈ったけどお礼状とともに品物が返却された、というのも珍しい話ではありません。
もし贈る場合は、事前に確認しておきましょう。
ちなみに、学校の先生や政治家、公務員の方に贈る場合であっても身内や親戚のような仕事とは関係のない方からのお歳暮はマナー違反ではありません。
あくまでも、仕事上の関係がある方からのお歳暮がマナー違反だというだけです。
習い事の先生は自分がやっている茶道などの習い事や、子どものピアノの先生・塾の先生などに贈る場合です。
お歳暮の相場でいえば月謝分のお歳暮を贈るのが基本ですが、実際に先生をやっている方に聞くと「もらえなくても大丈夫」という意見が多いです。
なので、特別仲が良かったり、お世話になっていると感じたときに贈ればいいでしょう。無理に贈る必要はありません。