日頃の感謝を込めて贈るお歳暮にはも贈ってはいけないものがあります。間違って贈ってしまうと相手からの評価も下がってしまうので、事前にチェックしておきましょう。
靴や草履などのはきもの
靴や草履などの履物は「踏み潰す」という意味があるので、お歳暮には不適切です。おそらくお歳暮で贈られる方は少ないかと思われますが、もし贈ろうと考えているのなら他の商品がおすすめです。
下着、靴下
金銭的に貧しい方に恵んであげるという意味に捉えられてしまうので、贈らないほうが無難です。
刃物、ハンカチ
「相手との縁を切る」という意味に捉えられてしまいます。
櫛(くし)
髪をとく櫛も「苦しむ」という意味にとられてしまうんだとか。
お歳暮で贈る時に注意するもの
花
花にはそれぞれ「花言葉」がありますので、不吉な意味を持った花は選ばないようにしましょう。花の中にはいい意味と悪い意味を持て合わせているものもありますが、どうしても贈りたい花であれば問題ありません。花を購入する前に一度「花言葉」を確認しておきましょう。
ギフト券
以前はギフト券を贈ることはマナー違反でしたが、最近では変わってきました。もともとギフト券は「貧しい人に恵んであげている」という意味にとられるとして不適切だといわれていましたが、商品に比べて自分で好きなものを買えるという点から貰う側も「ギフト券が嬉しい」ということで、マナー違反ではないという風に変わってきました。特に20代~40代の方へならギフト券でも喜ばれることが多いです。しかし、60代以上のような昔ながらの伝統を大切にする方やお歳暮のマナーになれてしまった方へは「失礼」とられることもあるので、注意が必要です。